教師になるなら養成課程に入るべき理由
卒業生たちに聞くと、教育実習は地獄といった声がある。

実習先にもよるだろうが、指導案を作成するためにかなりの指導が入り、そのために夜を徹して指導案を作成しなければならないからだという。

それどころか、教員免許の単位を取るのに大変だという。

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99年からは教員免許を取得するための大学における教職科目が19単位から31単位に大幅に増えた。そして、教育実習は2週間から4週間と2倍となった。
(中学の場合)

現場の課題に対応するためではあろうが、
特に教員養成課程でない学生たちが教員免許を取得するには、この卒業単位でない教職の単位が増えることはかなり高いハードルになっている。


私らの時には、教育実習は楽しみだった。emoji

なにより大学の授業を受けなくてもよい期間だったからだ。

子どもたちと触れ合え、学校という未知な職場に踏み入れられる期間でもあったからだ。

実習期間中は喫茶店で実習担当教員と茶を飲んで話したり、授業を任されたときは、実習担当の教員がいたかどうか覚えはないほど指導されなかった。

考えれば、指導案が今みたいに大変なものではなかったからかもしれない。


あまり楽しみ過ぎて教育実習の評価はBだった。emoji

職員室を見渡すと、真面目で優秀な先生より、昔ちょっとやんちゃをしていたような先生の方が、生徒との距離が近いように思う。それが良いとか悪いは別にしてだ。

小中の教員は学力も当然だが、人間的幅のある人があっている。
個人的な思いだが、そういう人は別に実習など1週間で十分だと思う。

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2023/06/12 11:23 | Comments(0) | 学校変革

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