公立学校の真実
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最近、学校が変わってきた。ゆとりからの脱却ということだろう。授業時数の確保が最優先されている。
昔は、9月1日から2学期が始まり1,2週間ほど短縮授業で体を慣らさせてから通常授業に移行する。それが、8月の25日前後に2学期の始業式があり、翌日から6時間授業という公立学校もでてきた。寝屋川市などは8月22日始業式だ。また、定期テスト後も帰らさず授業を行ったり、土曜授業も模索しだした。
現場の教師は生徒に嫌々学習をさせても効果の上がらないことは知っている。生徒の荒れや怠惰な状況を生み出すことにつながることも分かっている。だから、このような施策に呆れている。そして、ますます生徒の荒れや不登校を増やしているように思える。
部活動をしている生徒の中には、心身を休ませる暇もない者もいる。放課後の練習だけでなく朝練習や土日の練習があり、塾も通うのだから文字通り過密スケジュールとなる。学校生活に適応できなくなる生徒が出てきてもおかしくない。
中学生は授業、部活、塾と走り続けさせられ、エネルギー切れになることも避けられない状況がある。走り続ける意味をゆっくりと考える暇もない。
生徒たちは、私はなぜこんなに走り続けているのだろう、と考えることもあるのだが、立ち止まって考えていると置いていかれそうになり怖いという。