コロナ真夏の祈り
尾木ママが2学期に入れば、一定の数の教員がつぶれる恐れがある、という心配をしている。

尾木ママの言うことにあまり耳を貸す必要はないと思っているが、一定数の教員がつぶれるという部分には切実感がある。

なぜなら、私もその一人だからだ。


私は老がい教員と呼ばれる歳になっている。朝からぶっつけでマスクをして授業をすると、恐ろしいほど疲れるのだ。きっと若い者には分からないだろうが。

家に帰ると、文字通り、バタンキューの状態だ。

授業をしていて、息が苦しくなる時がある。息継ぎができない。



最近、校長に、今学期限りで辞めさせてくれないかと言おうと思ったほどだ。



話は変わるが、管理職は一般教員たちの健康に気を使えてないのが見て取れる。

それは、校長が下したコロナ関係の決済が、自分の責任問題になって批判や混乱を招かないかに気をとられているからだ。


例えば、修学旅行や合唱コンクール、体育大会などだ。

それをやれば、「こんな時になぜやる」と苦情が来る。

やらなければ、「子供たちがかわいそうだ」という声が必ず来る。
 
 

どちらにしても、ものすごく判断が難しく、やるにしろ、どうやって進めるかが問題になり、いつも以上に保護者や教員の理解と協力が必要になる。


消毒や、真夏のつめつめの授業、コロナで子供たちに指導や気を遣うことが増え、一般教員も精神的にも肉体的にも重圧がある日々だが、我々には乗り切るしか道は残されていない。

尾木ママの言うように、2学期も教員を続けられていることを自ら祈る。














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2020/07/18 13:54 | Comments(0) | コロナウイルスと学校

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