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最近、中学校の進路指導を教師自身が理解できなくなっている。理由は入試制度の複雑化のせいだ。公立も私学も様々なコースに分かれている。また、選抜時期も公立なら前期試験、中期、後期などに別れ、私学では正規の時期のほかに1,5次試験がある。選抜方法を生徒に説明するときにこちらが完全に理解でききれないので不安だ。

生徒から「先生、私、今の実力でA高校にはいれるかな」と聞かれることがよくある。私学なら基準があるので答えやい。だが公立は定員割れなどがあり答えにくい。過去のデーターのみで答えるのだが、こちらのデーター不足もあり不安が募る。

実力テストは近くの学校が集まって同一問題で実施する。これも参考資料になる。大阪の友達は校内実力テストは校内独自で作成すると言っていたが、それこそデーターには不足が多いだろうと懸念される。

塾もかなりのデーターを持っている。進路の面談をすると、塾ではこう言われたと話してくれる親も多い。その時、「塾ではそう言われたのか…俺の情報も甘いしな」と心の中で塾になびくときも時々ある。




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