老いを考える
教師生活の後半になると、誰もが体力の衰えを感じ始める。年齢でいえば、45歳あたりからだろうか。今まで出来ていたことが一つ一つできなくなる。例えば、生徒を叱るのだって若いころはガンガンといけていたのに、叱るとその後のエネルギーが続かなくなる。また、寝るのだって、エネルギーがいることに気づく。寝れないのだ。つまり、若いころのように10時間ぶっ続けで寝るなんて夢のような話になるのだ。

定年退職しても、再雇用とかで働けるか体力的なものが心配だ。

今、老後貧乏やら下流老人という言葉が使われだした。我々もそうなるかもしれない。これだけ身を削り心をすり減らして、夜遅くまで仕事をして中学校に貢献してきたのに…。

歳とれば、若い元気な教師に負ける。悔しさがにじむ。しかし、よく考えてみると、自分も若い時には、歳とった教師を見下すことがあった。

悔しいが、さまざまなことを若い教師に譲るときがきたなと感じる。

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2015/11/18 19:49 | Comments(0) | わたしのつぶやき

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