強豪の法則
  部活動の練習試合を組むにあたって得た,強豪の法則を記す。
 試合はいくら格下としても強くはならない。同等以上のチームとすると強くなっていく。だが、弱小チームが、強豪チームに練習試合を申し込んでも受け付けてくれない。初めは私もそう思って遠慮していた。しかし、高校は知らないが、中学校では逆だった。 つまり、強いチームほど、練習試合を受け付けてくれるのだ。

 他府県の学校とするときも、強豪がわざわざ遠いとこに来てくれるわけがない、と思いがちだが、きちっと来てくれるのは強豪だ。弱いところには断られる。

 それが分かってからは、面白いほど、強豪に練習しい合いを申し込み、お相手をしていただいた。例えば、部を持って2年目の弱小で礼儀も出来ていないやんちゃチームの時、まったくお初の全国優勝したチームの監督さんに連絡した。すると、是非来て下さいと言われた。そして、生徒たちは試合もし、試合後は監督さんの車で駅まで選手を送っていただいた。その3年後、県のベスト8になった。

 また、全国でも名の知れたプロ選手続出の高校の付属中学校に試合を申し込んだ。隣のその隣の県までがんばって行った。すると次にうちの学校に来てくれた。それも毎年恒例のように来てくれるようになった。そこが来ると、他府県の強豪も是非うちも一緒にやらせてほしいと、連鎖するように強豪ばかりが他府県各地から集まりだした。うちのチームは強豪ほどではなかったが、次第に対等に試合が出来るようになってきた。強豪の中で育ててもらい、生徒の意識も、保護者の御意識も変わった。このその時、県ベスト4になった。

 強豪のおかげで強くしていただいたのだから、こちらも格下のチームと練習試合を設定した。しかし、その時は大会形式にするとか工夫し、チームがだれないようにした。

  





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2010/05/04 19:03 | Comments(0) | TrackBack() | 部活動

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