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文科省は前々から半分以上の授業を支援級で受けることを伝えてきた。
しかし、大阪は独自に週1時間でも、いやいや0時間でも支援学級の生徒として扱っている。
インクルーシブ教育を重視しているからだろう。気持ちはよくわかるがその反面、文科省が推進している通級指導教室は皆無と言っていいほど存在しない。

隣の京都などではすでに半分以上の学校に通級指導教室が設置されている。

通級指導が扱う発達障害は知的障害と違いさらに専門的な研究や知識が必要で、時にWISCなどの検査がとれてその解釈ができる教員が必要だ。独特の大阪方式は発達障害の対応が遅れ、そのような教員が育っていない。また、通級指導では教科の補填はしても教科を強化しないのが原則だ。
通級指導のことを差し置いて大阪の特別支援教育の課題は語れないだろう。なぜなら、学校では発達障害の子たちの課題が特に顕著化しているからだ。全国的にみても発達障害の子たちのは増え続けている。それを差し置いて今の特別支援教育はない。
大阪のインクルーシブ教育はある意味賛成だが、文科省の通達を無視し続けるのではなく、文科省へ自分たちの考えをしっかり提案をしてくべきだ。







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