特別支援学校 教科指導の課題
 特別支援学校と一般校の差は歴然としている。 
 何が歴然としているか?教師の教科の指導レベルだ。
 まあ最近の一般校でも臨時教員が多くて言えたものじゃないが、特別支援学校の教師は教科の専門性は弱いと思う。 特別支援の中にも一般校と同じ学力の生徒もいる。盲、聾はもちろんのこと、病弱教育においてもいるのだ。
 
 こういうことがあった。 グランドにコースを書くときだった、「円の円周の求め方は?」と、ある教師が体育科の他の教師に聞くと二人ともが知らなかった。体育科だから仕方がないか。数学科はどうだろう。例えば円錐の側面の扇形の中心角を求める方法として、底面の半径÷母線の長さ×360度なんて知らないよ。
たぶんメラニウスの定理もチェバの定理も知らないだろうな。教える必要がないからだ。進学する生徒も少ないし、適当にやっていても誰からも文句は言われないからだ。そしてなにより研究が障害についてを大部分に裂き、純粋教科指導研究は非常に弱い。
 それに一般校では4月に業者がこれでもかというくらい問題集や参考書の見本を持ってくるが、特別支援学校は寄ってないし持ってもこない、だから生徒は問題集をもつことも少ない。特別支援では教科書だけで授業をする。一般校では教科書はもちろん、先述の通り必ず副教材(問題集)を学校で買わせてテスト範囲にする場合が多い。
 つまり教師の意識にある意味諦めが入っているし、程度の高い授業を提供する術を得る機会もない。もちろん受験指導技術はないと見た。
 
 

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2009/04/23 21:52 | Comments(1) | TrackBack() | 特別支援学校に関する考察

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コメント

あなたはきっと特別支援学校では使えない教師になると思う。詳しくは書かないが、かなり詰めが甘い。 現実を知らずに自分の考えが正しいと吹聴すると、恥ずかしいですよ。教科指導ができる事は大前提の上で、そのスキルを下げない努力をしながら自立活動やら日常生活指導、そして医療面の知識も日々研修してスキルをあげなければなりません。また、教科書は使えないことが多いので教材教具は、個人や集団の実態に合わせて毎回手作りで工夫しながら変化させ、進度に合わせて進化させます。使えない教員は一般学校から来る教員が多く、自分を進化させようとする意欲にかける方が非常に多い。特に正採用のかた。はっきり言って、そのようなかたは迷惑です。あなたも正しい知識がないのに特別支援学校の批判をするのはおかしいでしょ? 特別支援学校に転勤して勤務なさってから考察されてはいかがですか。でも、かなり遅れた県のようですね。関西の特別支援学校に勤務経験がある方とご一緒したことがありましたが、1年立たずに不適格教師として指導から外されました。ご本人はかなり自信満々でしたが、失礼ながら、実力はありませんでした。
posted by NONAMEat 2013/07/21 01:47 [ コメントを修正する ]

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