教員養成6年制…意味あるのか?

教員養成を6年で行う案が出ているが、ホントにするつもりなのだろうか。

少し疑問に思うことは、小学校や中学校の教員を全員が大学院まで出ないといけないのかということだ。短大でも十分だ。

現在でも、短大を出て教員になって頑張っている人は多い。

教員の質は教科専門性及びコミュニケーション能力ではないのか。

この教科専門性は、小学校、中学校ははっきり言わせていただいて、高校までの知識量で十分できる。

実は高くはないのだ。

嘘だと思うなら、近くの小学校の先生に、センター試験レベルの問題を問うてみるとよい、ほとんどの先生が答えられないだろう。

中学校の先生にも聞いてみるとよい。例えば、数学の先生に、センター試験数Ⅱの問題を持ってい行くと、忘れているというのも手伝って、問題の3割も解けるだろうか。

お前はどうだ、と言われそうなので、はっきりと断っておく、新聞に出ていたセンター問題を解いて、専門教科は5割取れなかったのだ。

情けなかったが、これが現状だ。

しかし、コミュニケーション能力は、経験とともにかなり高まっている。ただし、体力は落ちていく一方だが…。

このように、大学院まで出て、何を勉強するのか。高校で教えるとなるとかなり有効かと思うが、実際教師は現場で鍛えるのが一番育つ。教育実習のことを言っているのではない。教育実習は2週間でも十分だ。センスのある奴はなしでもいいと思う。教育実習はやはり実習、周りに守られ行うため本当の苦労はほとんどない。

現場で子供たちを目の前にして、子供の生きたエネルギィーとぶつかって初めて開かれるものがあるということだ。

しかし、教職員大学院は充実させてもよい。ただし現職教員は休職していくとなるが、何らかの生活ができる状態にまで持っていくべきだ。休職し給与はなし、では行く気がしない。給与も全額ではなくとも7割は必要だ。





 

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2009/10/28 23:01 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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