コロナウイルスによる休校が始まる。
私のところも、もれなく休校だ。
学校現場はどういう状態かというと、驚きはあっても混乱は今のところない。
教員も生徒たちも落ち着いている。
市教委の指示通り、休校の保護者向け説明プリントを配ったが、それに対してのクレームは全くない。
年度末の忙しくなるこの時期に思わぬ時間が生まれ、余裕が出きた。
職員室は、ホッとしている。それが本音だ。
メディアがこぞって学校は混乱しているとはしゃいでいるが、混乱よりも先ほども言ったように真実は単なる「驚き」だ。
一抹のさみしさはあるが、授業はないし、部活もない。
土曜日曜も部活はないので、しっかり体を休める。
次年度への準備も前倒しでできる。
学年末の成績処理も余裕で締め切りに間に合う。
生徒たちはというとコロナウイルスに感染していないし元気だ。
学校がないので大半は喜んでいる。
3年生は大半が受験だが、家でゆったりと受験勉強ができる。
学校は余裕ができた。
少し何かの不都合やしわ寄せが出てきたたら、「あべが悪いー」と言ってれば済むんだから、教員の身は安泰。
今、世間は騒いでいるが、学校は 自分らには火の粉が降りかからない安全な状態と言える。
メディアさんが学校は混乱して大変、教員はかわいそう、と発信してくれているのでありがたい。
実際、この休校がどうだったのかを検証できるのは時間がっ経ってからだ。