学級担任の重圧とは
学校内で仕事の軽重があるのは明白だ。

例えば、担任と副担。
それだけでもかなりの軽重がある。

私は担任をやろうとは思わない。昔と違いあまりにも量が多く、仕事は多彩になっているからだ。


昨日の1例でいうと、3時間目の途中、A先生は校門の後ろでクラスの不登校の対応をするためにそっと立っている。生徒が来ると笑顔で話しかける。一言一言に気を使いながら。

そうだろうな。一つ間違えれば、「先生が○○○○といったから行くのが嫌になった」「あの先生は無視する」となることもある。いい加減な気持ちで対応はできない。

給食指導、朝の会、終わりの会、出席簿の管理、生徒から集めたプリント類の管理、教室管理、保護者対応、すべて責任を負う。

その反面、副担任はそこまでのことはない。学校によって違うが、主任級でも担任ほどの重圧がかからないこともある。



担任業務、分掌業務、教科指導、部活指導、いろいろやらねばならないが、すべてやろうと思えば、休日にきて仕事をするしかない。
休日のほうが落ち着いてできるとみんな言っている。

あるいはどれかをしないかだ。

私も困難校にいてた時は、90%が生徒指導だったので、教科指導の準備は教室へ行くまでのローカと階段でしていた。

いや空き時間があるだろうということだが、困難校では、お決まりのローカ指導だ。

授業中に生徒が教室から出ないように見張り、出てきたら「よしよし」と教室へ戻す。
これをやっていると、心の中で、ここは中学校かとつぶやく。

冬の寒い日のローカは冷える。それでもローカで教科書を開いて教材研究や、分掌の仕事をするときもある。
















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2021/01/16 13:40 | Comments(0) | 教員の疲弊

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