養護教諭の嘆き
どんどん変わっていく学校。その流れにのれない遅れている学校もあるが、やはり市町が引っ張っている地域は変化に素早く対応し、教員のやる気にも響いている。

ある学校の養護教諭は嘆いていた。

ケガとかではなく心がしんどい、人間関係がもつれてしんどいなどの来室が多く、気持ちを聞いてあげる対応が多くなってきたからだ。

もちろん担任や学年教師も対応するが、それでも手は足らない。気持ちを聞くのも本来業務の一部ではあるが、その来室の多さに圧倒されて事務仕事ができないという。

完全下校が過ぎて、生徒がいなくなってから事務仕事を始めなくてはならないそうだ。

しかし、少し離れた市ではそういう子どもたちのために対応する職員を配置している。

そのための部屋も確保されている。

やはり、個別に対応するための人と場所は重要だ。
なぜなら、ひと昔前に比べると個別対応はかなり増えたからだ。
一クラスに担任が3人ほしいところもある。

国や県、市町にその理解があるのかないのかで教員の負担は大きく変わる。
残業代を増やしても、教員のしんどさは変わらない。






拍手[4回]


2023/09/09 19:31 | Comments(0) | 学校変革

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<スクールカウンセラー(SC)を生かすには | HOME | 勤務5時までですよね>>