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率のためより実をとりたいが…
私の知る卒業生のA君は大学4年生だが、内定をもらえなかったので卒論を出さず留年を希望した。そういう大学生は多いらしい。

関西では大阪工業大学が就職率no.1だと電車広告が出ていた。理系でしかも伝統があるからうなづける。しかし、就職率という言葉の中身のいい加減さに胡散臭いものを感じてしまう。この大学がどうのこうのという話ではない。。

つまり嫌な言い方をしてしまえば、どこなと就職させてしまえば率は上がるのではないかということだ。

これは我々中学校教員の高校進学率に当てはまる耳の痛いことだ。

同和校に勤めていた時、進学率を上げなければ某団体からお叱りを受けるので、どこでもよいから入学させていたことを思い出す。学力がなくお金がある生徒は底辺私学へ専願で行かせる。もちろん校長自ら高校へ出向きお願いにあがる。学力がなくお金もない生徒は最後は定時制、通信制へ半ば無理やり押し込んだ。これで進学率は誰も文句の言えない100%になる。弊害はと言えば、とにかく押し込んだのだから、中退者が多く出ることだった。

同和校でなくともこの傾向は強い。高校に入ってこの生徒は辞めるだろうと確信しても、押し込むように入学させる。例えば、定員割れの出そうな公立高校を受験させるとかだ。そうしないと片付かない。しかし、早くて2,3カ月で辞めものが出てくる。

中学校を卒業して高校に行けない生徒のために徹底的に技術を身につける専門学校を数多くつくってほしい。1年制でよい。中退した生徒も受け入れてよい。高卒資格も必要だが今の世の中、手に職をつけることは即彼らの生きることにつながる。そしてもっと付け加えれば、その学校で受けた授業は高校の単位として認めることだ。そうすれば、高卒資格も後々取りやすくなる。








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2012/02/19 09:23 | Comments(1) | 学校変革

コメント

確かに、その通りですね。
学力や進学率を上げたいのなら、1年生の時からその子にあった進路を真剣にサポートすべきですね。

システムが変えられなくとも、動かせる現状があると思います。
posted by NONAMEat 2012/02/21 22:27 [ コメントを修正する ]

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