公立中学校に必要な力
公立中学校というところ、まるで権力がない。なのに、よくここまで90パーセントの生徒に校則を守らせている。私はすごいと思う。

あとの10パーセントの生徒に校則を守らせることができるとすれば、教師側にかなり高いコミュニケーション能力が必要となる。それは現地点では不可能だ。
だから、校則を100パーセント守らせるのなら、法的根拠を持った権力に準じるものが必要だ。

ただ、100パーセントに近い形で校則を守らせている学校はある。それは教師の力もあるが、その地域がしっかりしているからだ。

まず、校則を守らせようとすると、保護者の理解だ必要だが、それが1番難しい。

「○○いくらい自由やろう」
「この髪の毛の赤いのは生まれつきや」
「変形ズボンは私がプレゼントで買ったんや、文句あんのか」
「ピアスの穴は私があけてん」
「校則守らせるなんて人権侵害や」など、ありとあらゆる様々な御意見をクリアーして初めて100パーセントになる。不可能に近い。

だがもっと嫌なのは、数人が守らないことにより、その何倍もの生徒が守らなくなることだ。生徒からは「あの子がやっててなんで私ばっかり言われなあかんの?」保護者からは「うちの子だけじゃないでしょう」、という主体性のない言葉を浴びせられる。
 
こうならないうちに何とか解決できれば、学校に平和が訪れる。
 
権力に準じるものがあれば、さまざまなことが解決される。授業妨害もそうだ。公立中学校では一部の生徒がやりたい放題な場所になることがある。だから大きないじめも発生しやすい土壌が生まれる。

多くのまじめな普通にやっている生徒たちの学習権を守ることが今まで弱かった。
公立中学校を普通に戻すには、法的根拠をもった権力に準じるものを与えることが必要だ。

 
 
 

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2013/05/27 04:16 | Comments(1) | 学校変革

コメント

すごく共感しました。でもそれって、他者に迷惑をかけたり、法的違反行為が無ければいいと言うことですか?
posted by NONAMEat 2013/09/26 02:26 [ コメントを修正する ]

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