教育実習生よ
腹が立ったらいけないが、腹が立つ。

教育実習生はよく6月に来るが、今年の実習生は生意気と言うか、話を聞かないというか、どこから来るのかわからない裏打ちのない自信を持っているというのか、今日は生徒の扱いについてルールを守らせるということについて言い争った場面があった。
「何言うとんねんこいつ」と思いながら、後の処理はこっちがした。

一人の生徒とここまで関わるのにどれほど親とけんかもし、何度も家に行き、電話もし、関係をつないできたか。その信頼関係を一瞬で壊わされそうになったと思った。

実習生よ、自信持つのもええけど、畏敬の念も持てよ。この年寄りにさえ。まあ若いのには馬鹿に見えるんだろうな、この年では。



しかし、腹がったってみたものの…、実はよく考えてみると、自分も若い時、年上の教師を馬鹿にしていたなと思う。

授業中グランドに出て勝手に遊んでいる生徒らを見て、「なんで注意せえへんねんおまえら」とよく先輩教師に腹を立て見下していた。

その裏には自分に自信があったからだと思う。だが、今は自分に出来ることはほんとうに少なく、助けられて今があるので、周りの教師に感謝できるようになった。昔とはちがうなぁ。

ただ、よく考えてみると、なにもしない、言わないひ弱な実習生よりはましかなと思う。

そこの若いのよ、年寄りに対しても人権意識や。








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2013/06/08 02:58 | Comments(0) | わたしのつぶやき

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