養護教諭の役割
養護教諭の働きは生徒たちの心身の健康の維持・向上となるだろうが、それだけに終わっていては、他の教員からため息の対象となる。

良き養護教諭は生徒の情報をつかむために常にアンテナを張っている。生徒の情報を収集しそれを整理して他の教員たちと共有し次の手を打つ案内人となっている。

保健室に来る生徒はやんちゃから不登校生徒と多種多様だ。彼らから多くの情報を耳に入れることができる。例えば、保健室でのたわいもない会話から生徒の家庭状況を知ることができたり、生徒同士の人間関係の構図を知り得たり、時には教員に対しての反発心を受け止めることもある。

しかし、保健室にこもっているだけではつかむ範囲も限られてくる。校内をふらつき生徒の様子を観ることが必要だ。


生徒の情報をつかむといっても生徒が寄ってきてくれなければ何もつかむことができない。生徒が信頼できる人間的魅力を備えている必要がある。

拍手[0回]


2016/10/26 01:01 | Comments(0) | 教員の質

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<支援学校の休憩時間 | HOME | ニュース>>