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 公立の小中学校や高校などで、1年以内に教壇を去った新人教員が平成21年度、過去最多の317人に上ったことが27日に公表された文部科学省の調査で分かった。精神疾患や教職になじめないなどの理由で依頼退職するケースが目立ち、文科省は「新人でもすぐに教壇に立たなければならない。プレッシャーが原因ではないか」と分析している。

 文科省が全国の都道府県教委などに対して調査した結果、新人教員のうち、1年の試用期間中に辞めるなどして、正式採用されなかったのは317人。前年度を2人上回り、過去最多を更新。6年前に比べると3倍近くになった。

 依頼退職が302人で大半を占めたが、このうち83人は精神疾患が理由。また、「教員になじめなかった」などの理由も多かった。指導力不足で不採用決定を受けた新人も29人いたほか、犯罪を理由に失職した新人も1人いた。

 一方、新人以外でも教育委員会に、資質不足で指導が不適切と認定された教員は260人に上った。在職20年以上のベテランが60%。特に50代が44%を占め、同省は「年齢が高く自分の指導方法に固執して改めないのが原因」と分析。ただ、認定数は前年度比46人減で5年連続で減った。

 学校のトップや中間管理職のような勤務に耐えられず、校長や副校長、主任教諭から希望して降格される「希望降任制度」利用者は223人。前年度を44人上回り過去最多を更新した。                         以上産経より

 退職に至るまで悩んだり病気になるのは分かる。文字通り、心身ともに疲れ果てるからだ。ベテランでも新しい学校に赴任してしばらくは、歯車をかみ合わせるのに時間がかかる。新人なら相当しんどいだろう。しかし、たまに息抜きをしようにも、出来ないのが学校だ。出来るのは長期休業中だが、新人は、新人研修や初任者研修が夏休みでも容赦なくある。しかも、校内では新任の研修やレポートや発表があり、気を抜けない。これに担任業務が入り、生徒や親との関係が悪くなるとまず、耐えられない。学校に行くだけでも二重丸と言える状態になる。

 教師の数を増やせとか、ひとクラス当たりの人数を減らせとか言うが、それだけでは解決は不可能だ。
 今学校の現状は、痛み過ぎている。生徒の心が痛み過ぎているのだ。特に小学校と中学校において、心を育む教育が必要だ。しかし、応急手当としては、特別にはみ出た生徒を手厚く教育するシステムや場所が必要だ。なぜなら、学校では、学校からはみ出た生徒もひっくるめて教育することは無理だ。出来るが、最終的にかなりリスクを負う。排除の理論と間違われるが、あえて言う、現場はそんな生半可ものではない。痛んだ生徒は癒される環境を与えられるべきだ。
 

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