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今日は新年度の学校開きというべき日だ。

新任や転任の先生方が来られる。ワクワクドキドキ。どんな先生が来るのか楽しみだ。

また、自分はどの学年に所属するのかもわかる日だ。まあおよそ察しているが、全容が明らかになる。


さて、担任ならばどのクラスを持つのか決まる日でもある。

すぐに決まる学年もあれば、難航する学年もある。

1年間持つのだから慎重な選択になるのは当然だ。

さて、部活動もどの部活動の顧問になるのか今週で決まる。

転任してきた人は皆が嫌がる部活を持たされることもある。

新年度の初日は緊張する日でもあり、1年のすべてが決まる日でもある。

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内示または内々示などそわそわする時期が近づいて来た。

異動したい教諭や異動の時期にさしかかっている教諭もそして1年契約の講師たちも、日々生徒と対峙しながら内示の内容を気にしだす時期だ。


講師の方は次の学校が決まらなければ恐怖である。職がなくなるからだ。生活がかかっているからだ。


教諭は次に異動する学校が、困難校か平和校か家から近いか遠いかといろいろ気になるところだ。


特に困難校に異動が決まった日からは大変な日が続く、憂鬱。

困難校に決まって教師を辞めた人も知っている。

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既に移動の内示が出ているところもあれば、まだのところもある。都道府県によって違う。

移動の内示が出れば、さみしさと次への期待の入り混じった感情が生まれる。


そして、生徒たちへの離任式がある。この離任式は3月の終わりにあるところもあれば4月の初めのところもある。

京都は4月の初めだ。その離任式の夜、送別会だ。従って、だいたい4月の2日あたりの夜に四条や三条で「先生!」と呼べば誰かが振り向く。それほど離任式の京の夜は教師で一杯になるという。


大阪の離任式は3月の終わりだ。その夜には送別会はなく、4月中旬に改めて歓送迎会としてある。

個人的には京都方式が好きだ。なぜなら、送と迎を別々にしているからだ。それぞれを大切にしている姿が見える。それが学校への愛着の深さにつながっているようだ。


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